張掖 七彩丹霞
- 張掖七彩丹霞（ちょうえきしちさいたんか）は七彩山とも呼ばれる。
- マルコ・ポーロの東方見聞録でも知られるシルクロード河西回廊の町、張掖より約50kmほど離れた場所に、張掖丹霞地貌という赤い堆積岩で形成された美しい縞模様の地層が見られる広大な丹霞地形で、むき出しになった地層が夕日に紅く染まる光景がまるで異空間ですので、中国のグランドキャニオンとも称される。
- 中国語で「丹」は赤・朱色を意味し、「霞」は夕焼けなどで空が紅色に染まる現象、または雲が鮮やかな色に染まる「彩雲」のことを表す。その名の通り、夕陽を受けて大地が徐々に紅く染まっていく様はまるで異空間にいるかのような美しさ。多彩な形にうねる地層が大地に見事な赤のグラデーションを生みだし、沈みゆく夕陽が大地に陰影を描く。
- この紅く輝く山肌の絶景、張掖丹霞地貌（張掖七彩丹霞）は一生に一度訪れていきたい世界の絶景スポットとも言える。